2015年08月22日
原発について語る(裏版)
フジテレビのワイドナショーでもやり取り。
川内原発の再稼働というニュースを受けて。
ダウンタウンのマッちゃんが、こう言う。
「自分は毎日テレビに出てる身で、つまり電気をたくさん使わせてもらってる立場で、何となく原発を無くせとか言いづらい気持ちがある。」
さらに、こう続ける。
「ミュージシャンが原発反対とか歌にしてCD出しても、それ録音すんのも再生すんのも電気使うやん。」
マッちゃんの「何となく気が引ける」っていうメンタリティーは理解出来ない事は無い。
自分の性格は、どっちかって言うとそっちのタイプに近いかもしれない。
しかし、その後のコメントを聞いて、そっちにググッと共感してしまった。
社会学者の古市憲寿(ふるいちのりとし)氏が、こう言った。
「自分たちは電気を使っている主体者として、どういう電力を発電した方がいいかってことまで責任を持つという発想があってもいいんじゃないか。」
さらに、
「一方的に電気を使わせてもらってるというよりは、使ってるんだからこそ発電方法に口を出してもいいといいう考えがあってもいい。」
古市氏は、「特に影響力のある人が発言することは、そういう意味でも大切なんじゃないか」 みたいなことも言っていた。(ような気がする)
最近よく見る売れっ子社会学者を初めて、「カッコいいな」 と思った瞬間だった。(「面白いな、この人」とはずっと思っていたけど)
主体者として発言する。
こういうことを考えてると、またまた先日の山口知事の会見を思い出す。
果たして「主体者」として、どこまで踏み込めるのか。
自分はやっぱり原発は無い方がいい。
再稼働もせず、何とかならないものだろうか。
経済が停滞するとか何とか言われても、そこを何とかならないものかという気持ち。

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Posted by ホクト at 09:15 | Comments(0) | 塾長日記
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