2015年02月16日

高校入試志望校決定で学校の先生に対しての事

学校の先生の進路指導について、批判や苦情をたまに目にしたり耳にしたりすることがある。(たまにだよ)

受験生本人の気持ちを考えずに一方的にランクを下げろと言われたとか、ギリギリまで悩みたいのにさっさと決めさせようとするだとか。

直接そういう現場に居合わせたわけではないので、学校の先生の言い方のニュアンスなどは曲がって伝わってる可能性も多々あることとは思う。

ただ仮に、自分(受験生)の気持ちに反することを言われたからと言って、それもアドバイスだと受け取ることは出来ないものだろうか。


例えば志望校を変えたほうがいいと言われたのなら、そう言われる原因があるのだろう。

そこで、なんとしても変えたくないのか、変えることもやむなしとなるのかは、ご家庭で真剣に(そして早急に)話し合われるべきだ。


それから、先生が志望校決定を出来るだけ早目にと急かされるのは、ある程度しょうがないことだと思った方がいい。

だって特色選抜のシステムが始まってから、圧倒的に仕事量が増えてるはずでしょ、学校の先生たち。

これまでの県立高校の推薦入試や前期試験では一部の生徒しか受験しなかったのが、特色選抜になってからほとんどの生徒が受験するようになってるはずだ。

願書、内申書を作るだけでも大変な作業量じゃないかしら。

ミスも許されない文書、しかも大切な生徒たちの合否に関わる書類だ。

そんな簡単に右から左で完成するもんじゃない。

「忙しいんだから、早目早目に決めてほしいよ」くらいのことを先生方が思っても当然だと思うよ。


しかしね、志望校への願書提出期限は決められた日程ってものがある。

どうしても早く決められない場合、悩んじゃう場合、期限ギリギリまで待ってもらうことは当然出来るはずだ。

それは、ちゃんと先生に言おうよ。

真剣に、最後まで悩む必要があるのなら最後の最後まで悩めばいいじゃないか。

そこを回避して、言われるままに流されて何となく不満が残るなんてのは、自分の責任だと思った方がいい。

頑張って勉強してるなら尚更。

親、学校の先生など、周りの大人にキチンと気持ちを伝えて相談する。

それも受験が与えてくれる大切な経験だ。


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Posted by ホクト at 11:15 | Comments(0) | 受験