2016年07月20日
小説 『つなぐ』 Part5
ジュンは佐賀西を受験した。
結果は不合格だった。
県立受験の最終決定時期に母親と面談をしていた。
伸びてはいるが、まだ点数が足りない。
佐賀西は不合格になる可能性が高いと言った。
ここまで来たので、たとえ不合格になる可能性が高くても佐賀西を受験することにした、とのこと。
当然本人もご両親も納得した上での結論に、私もそれ以上異を唱えるつもりはなかった。
実際ジュンは成長していた。
二学期に父親の横でうつむいたままだった時とはちょっと違う。
それだけ勉強もするようになっていた。
何より大きかったのは、1月に東明館に合格していたこと。
それが多少なりとも自信になっていた。
しかし、佐賀西は不合格だった。
受験結果が出て数日後、その年の中3男子が塾に集まった。
その中にジュンもいた。
(つづく)
毎日更新される新着情報も要チェック☆
ホクト進学塾のHPへ

